この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
「競馬の出来レースが用意されている。情報料を支払えば、必ず的中する情報を提供する。」などと言われ、情報料を支払い、提供された情報のとおりに馬券を購入しても外れる。そうすると、「今度こそ必ず的中する情報を提供する。」と言われ、情報料を支払い、馬券を購入して、外れる、ということを繰り返し、支払った金額の合計が1000万円を超えた。
解決への流れ
ただちに振込先口座の全部を凍結したうえで、相手(詐欺業者)法人及び代表者に全額の返金を求める通知書を送付した。その後、相手と交渉した結果、支払った全額を取り戻した。
口座凍結した後、相手関係者が反論したり、支払った金額の半分程度の返金を申し入れてきたが、譲歩せず、依頼者には警察に被害を訴えに行ってもらい、断固とした態度を取ったことが、1000万円を超える被害額の全額回収に繋がった。