犯罪・刑事事件の解決事例
#離婚回避 . #慰謝料 . #不倫・浮気

【不貞慰謝料交渉・妻側】①夫との接触禁止、②不倫したことと慰謝料請求の口外禁止、③退職も実現

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山本 新一郎 弁護士が解決
所属事務所横浜シティ法律事務所
所在地神奈川県 横浜市西区

この事例の依頼主

20代 女性

相談前の状況

夫の不倫が発覚した。相手女性は夫の同僚で、今も同じ会社に勤務している。夫と離婚はしたくないので、相手女性が夫と二度と不貞行為を行わないようにすることが第一の目的である。そのため,夫と二度と連絡を取らないことや、会社を退職することを約束してほしい。また、相手女性に責任は取ってほしいので、慰謝料も貰えるようにしたい。さらに、夫が不倫をしたことを周囲に知られないようにしたい。

解決への流れ

ご相談者様はご主人と離婚したくないと強く希望されておりました。そこで、相手女性には、連絡を取らないことや、不貞行為に類いする行為をしないことを約束させ、それに反した場合の違約金も合意しました。また、第三者への口外禁止も誓約してもらいました。さらに、会社の退職は通常強制できないものですが、粘り強い交渉の結果、一定期間の転職活動期間を設けた上で、会社を退職してもらうことの合意も実現しました。上記合意を取り付けたほか,慰謝料についても相場より高い金額を一括で獲得することに成功しました。

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山本 新一郎 弁護士からのコメント

不貞行為(浮気・不倫)に対しては,法的に慰謝料を請求することが可能です。ただし、当事者間で慰謝料を請求すると、脅迫をされたとか、名誉毀損やプライバシー侵害をされたなどと後々主張されてしまうこともあるため、請求方法には注意が必要です。慰謝料を請求する際は弁護士に相談する方が後々のトラブルを防止することができます。また、今後連絡を取らないことや、会社の退職等は法的に強制できるものではありません。そのため、交渉に長けた弁護士に依頼し、任意に合意を取り付けることが必要となってきます。