この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
ファイル共有ソフト(BitTorrent)を利用していたところ,違法にファイルをアップロードしてしまっており,ファイルの著作権者が委嘱した弁護士から内容証明郵便にて数百万円に及ぶ損害賠償請求を受け,ご相談に来られました。
解決への流れ
経緯と問題点を精査し,ファイル自体に日本では流通できない違法な内容が含まれていたため,相手弁護士に対し問題点を指摘し,交渉の上で請求を退け,結果的に全く支払をしないですみました。
ファイル自体が日本では流通できない違法な内容であったため,その点を指摘したことで権利者が請求を諦めた例です。ただし,一般的には,請求から減額したある程度の金額を支払うことで示談をするケースも多いです。いずれにせよ,方針の決定には,問題となる行為の違法性や全体の状況等の正確な把握がスタートとなります。インターネット問題に詳しい弁護士にご相談いただくことが大切です。