犯罪・刑事事件の解決事例
#過失割合

事故での「過失割合」の争いを交渉で解決した事例

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北島 正悟 弁護士が解決
所属事務所北島法律事務所
所在地石川県 金沢市

この事例の依頼主

30代 女性

相談前の状況

自動車同士で衝突事故に遭ってしまいました。その後,相手方の保険会社から損害賠償金額の提示があったのですが,相手の方が自分(依頼主)のほうに落ち度があると言っているらしく,すごい少額の提示でした。自分に落ち度がないとはいえませんが,それがどの程度なのかわからないし,この金額では納得できません。どうすればいいでしょうか。

解決への流れ

弁護士が調査したところ,事故の状況からして,依頼主様と相手の方の事故状況についての言い分はほぼ一致しており,裁判例から算出された過失割合(事故に対する落ち度の割合)が依頼主様80:相手の方20であるはずが,相手の方がなぜか60:40と主張してきているケースであることがわかりました。そのため,弁護士が交渉を受任して,相手の保険会社を通じて裁判例上の基準に従うよう説得しましたが相手の方は応じず,やむを得ず裁判の手続の準備を開始したことを伝えると,相手の方が80:20で示談に応じると回答してきました。裁判まで進まずに,話し合いで解決することができました。

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北島 正悟 弁護士からのコメント

「過失割合」は,交通事故でよくトラブルになります。つい感情的になってしまいがちですが,自分の遭った交通事故について,法的にはどのように取り扱われているのかを知ることが,最終的な解決のためには必要です。一度,弁護士にご相談いただき,相手側の言い分に納得できなければ交渉代理の依頼をご検討下さい。