この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
夫が10年以上に渡り不貞を続けていたことが発覚。さらに夫からはDVも受けており,離婚をしたいが3人の子がおり離婚後の生活が不安であったためどうすればよいかとの奥様からの相談でした。
解決への流れ
不貞だけでなくDVについても慰謝料請求が可能であることを伝え,また,夫の収入からすれば離婚しても十分な養育費を払わせることが可能であること,また,もし養育費の支払が滞った場合には給与を差し押さえて強制的に支払わせることができることを助言しました。結果,奥は離婚を決意し,夫との離婚協議の結果,夫に慰謝料800万円を支払わせることができ,また3人の子を育てていくのに十分な養育費の支払を約束させました。
DVや不貞が原因で離婚をしたいが,子どものことなど離婚後の生活が不安で離婚に踏み切れないとの相談をしばしば受けます。しっかりと協議をして,十分な財産分与(慰謝料の支払い)と養育費の支払を約束させた上で離婚をすれば,離婚後の生活の不安は解消します。また,養育費の支払が滞った場合には給与や預金の差押えにより強制的に支払わせることも可能です。ぜひ一度ご相談ください。